「能力資本主義」を支える象徴を読み解く|『社会が壊れるその前に メアリ・ダグラスの人類学』(新潮選書)|宇野重規さん書評|『波』10月号

 

本書の冒頭には、「善き社会を作りたいのなら、自らがどのような象徴に巻き込まれているかを内省しよう」というドキリとさせられる言葉がある。私たちは論理的に自己を認識し、社会を論じているつもりで、実は自分を真に動かす象徴に無自覚なのかもしれない。善き社会を作るためには、自分自身の象徴を読み解き、使いこなさなければならない。「社会が壊れるその前に、私たちの知性を使っていこう」という著者の訴えが重い”  東京大学/宇野重規

Venue / Media 「波」(10月号)
Links

著書紹介

この記事をSNSでシェア

  • Xでshare
  • facebookでshare
  • LINEでshare