内田麻理香さん書評|本末転倒を起こさない知性の使い方|毎日新聞大型書評(2026/10/24)
内田麻理香さん(科学技術社会論)による『社会が壊れるその前に』の大型書評が掲載。 細部まで読み込んだ上で、エッセンスを届けようとしてくださったことが伝わってくる、著者泣かせの書評でした。
自分を駆動する宇宙観に無自覚なままでは、知性を働かせるほど、それに合わせて現実を解釈しようとする本末転倒が起こるのだ。著者は「社会が壊れるその前に、私たちの知性を使っていこう」と呼びかける。文化人類学の知見を手がありに、自分がどのような宇宙観に囚われているのかを問い直す。それこそが、今の私たちに求められる知性の使い方なのだろう。
掲載後、追加のコメントも寄せてくださっています。
磯野真穂著『社会が壊れるその前に』新潮選書
の書評を書きました。
知的でありたい人、客観的だと自負している人こそ、読んで頂きたい内容です。
私の分野でも、自身の立ち位置を認識する重要性は強調されますが、文化人類学の「象徴」概念で、こんなに鮮やかに分析できるのかと目から鱗でした。— 内田麻理香 (@kasoken) October 24, 2026
宇野重規さん、鷲田清一さん、森本あんりさん、中嶋愛さんに続く4つめの書評となりました。これら書評の抜粋は、書籍ページに掲載中です。
| Venue / Media | 毎日新聞 |
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