宮部みゆき/読売新聞
🏅JBBY編 「海外にも紹介したい子どもの本」100冊に選出
ダイエット幻想ーやせること、愛されること
単著・共著
- 著者
- 磯野 真穂
- Label
- 筑摩書房
- ISBN
- 9784480683618
- 判型・ページ
- 224p
- 定価
- 990円
- Release
- 2019年
作品紹介
『なぜふつうに食べられないのか』を軸にしつつ、その後のフィールドワークの成果も加えながら、体型に悩む若者に向けて執筆した本がこちらになります。本書では、前作で入れ込むことができなかった人間関係や「自分らしさ」をめぐる問題についても言及。体型をめぐる悩みは究極的には自分と他者をめぐる関係と繋がっていると考え、前半と最終章は特にそこに注力しました。 また自分が歳を重ねる中で、若い頃に抱えていた体型についての悩みの手触りが消えかけている実感もあり、それが消える前に本書を形にしておきたいという思いもありました。 本書は20代の方だけでなく、意外にも50代を過ぎた男性の方からも共感の声が届いています。 2021年には、「海外の子どもにも紹介したい子どもの本」の1冊にも選出されました。2019年にちくまプリマー新書より刊行、3刷。
インタビュー・対談
- 共同通信『多士才々』
- 「愛され」と「自分らしさ」の罠を超えて(全8記事、聞き手:水野梓さん)
書評・メディア紹介
切実にやせたいのに、やせられない自分は駄目だ――と思い詰めているあなたにこそ本書をお勧めしたいのです。
著者の提示する「ライン」とは、個々の人生の軌跡。自分と世界の間に生成されるものを体感する力を養ってほしいと説く。若い世代を対象にしたちくまプリマー新書として刊行されているが、大人にとっての水先案内としてもぜひ。
平松洋子/毎日新聞/サンデー毎日
ここで言う「幻想」とは、ダイエットに限らず、「なんでもコントロールできる」と過信することなのではないか。身の回りや自分自身を管理できることが素敵な社会の中で、従えていたはずのものが、むくむくと大きくなり、火を噴くドラゴンのように手がつけられなくなる。
山本ぽてと/じんぶん堂
本当はダイエットを意識しなかった頃に戻りたい。さもなければ、ありのままの身体を愛せる精神を自分自身にインストールできたらいいのに。どちらもできなくて情けなさにグズグズしていた。磯野真穂『ダイエット幻想』は、そんな私の毎日を変えた一冊である。
宮台由美子/Yoi
保健指導を受けることになり、ヤバさを自覚しダイエットを決意した。では参考までにとダイエット本を物色し、異彩を放っていた「ダイエット幻想」を手に取った。
春光堂書店店主・宮川大輔 /朝日新聞
