逆巻しとね
🎥 濱口竜介さんによる映画化決定!!
🏅紀伊國屋じんぶん大賞2020 10位
🏅紀伊國屋じんぶん大賞2020 10位
急に具合が悪くなる
単著・共著
- 著者
- 宮野真生子,磯野真穂
- Label
- 晶文社
- ISBN
- 4794971567, 9784794971562
- 判型・ページ
- 255 ページ
- 定価
- 1,760円
- Release
- 2019
作品紹介
2018年9月、イベントを通じて初めてお会いした哲学者の宮野真生子さん。
彼女との出会いは、それからちょうど1年後、10通の往復書簡として結実することとなります。
しかし宮野さんは刊行2か月前の7月、自分の担当部分を全て書き終えたのち、患っていた乳がんとたまたま罹患した感染症によってこの世を去りました。
本の執筆中に共著者の具合が劇的に悪くなり、刊行前に亡くなるという体験は、私の心にさまざまな痕跡を残すこととなります。
ここに書かれた言葉に嘘をつかないこと。これが本書刊行後に誓ったことであり、そのことが私にとって彼女との約束を果たすことでもあります。
著者インタビュー・対談
書評・メディア紹介
伴走する磯野の檄と共に宮野の生が死へと流れていくライフストーリーとして本書を読むのもいいだろう。ただし宮野のライフを突き動かしていたのは、その根源にある、誰にも占有できない私たちが出会う時間の厚みである。
宮野氏が辿り着いた「偶然と運命を通じて、他者と生きる始まりに充ちた世界を愛する」という結論は、社会のなかでともに生きている私たちの全てに届く深みと美しさにあふれている。
佐藤啓介/共同通信
相手に対して真摯な思いで紡がれるふたりの語りは力強く、ときに鬼気迫るようですらある。
人文書院・浦田千紘/京都新聞
宮野さんの病状が悪化すれば書簡が中断する可能性はあった。晶⽂社の担当編集者、江坂祐輔さん(42)は「ある意味で賭けだった」と話す。本は25⽇に刊⾏されたが、その内容や制作過程は「宮野哲学の本丸」を体現するものだったという。
記者・待⿃航志/毎日新聞
